1.勉強系
気まぐれ更新(全て2011年) ・ギデンズ −「Energy Security in Vulnerable Societies英語」(3/29) →日本語はこちら・ベック −「Katastrophe von Fukushima: Sind die Deutschen hysterisch?ドイツ語」4/17 (augsburger-allgemeine) −(FAZ)「Was folgt …
滝田佳奈子、2010、『本気で学ぶドイツ語』ベレ出版 動詞編、名詞編、文章編という独特な、しかし明快な構成のおかげで、「自分が今なにを勉強してて、どの辺にいるのかわからない」という状態を避けることに成功していると思います。説明が平易で、練習問題…
ちんたらちんたら進めていたドイツ語初級文法の復習がやっと終わりました。この本は、普通の文法書と異なり、動詞編・名詞編・文章編にわかれています。動詞編で徹底的に動詞に関する知識を入れ込みます。普通の文法書だと、進めているうちに自分がなにをや…
4月12日に「話の栞」というブログで「『石原支持』声なき声の260万票を読み解く」という優れた記事が書かれました。ネット上、主にツイッター上で、非常に声の大きかった「反石原」ですが、ふたを開けてみれば石原氏の圧勝。では、ネット上では見られなかっ…
■大野道邦、2011『可能性としての文化社会学――カルチュラル・ターンとディシプリン』世界思想社 筆者によれば、文化を研究対象とする社会学は、文化を説明されるべき従属変数と捉える「文化についての社会学sociology of cultures(弱い意味での文化社会学)…
・高根正昭,1979,『創造の方法学』講談社. ・川崎剛,2010,『社会科学系のための「優秀論文」作成術――プロの学術論文から卒論まで』勁草書房. ・斉藤孝・西岡達裕,2005,『学術論文の技法 改訂版』日本エディタースクール出版部. 科学というのは、普遍的で不…
前回内容を紹介した『世界リスク社会論』の考察、感想■考察 ▲構築主義への評価について ベックは「純粋に構築主義的な構築主義」へ批判を加える。ある意味平凡ではあるが重要な指摘である。構築主義者は、ある事象が構築されたものだと主張し、その過程を描…
■ウルリッヒ・ベック『世界リスク社会論――テロ・戦争・自然破壊』2010、筑摩書房(島村賢一訳) Ulrich Beckの ・Das Schweigen der Wörter: Über Terror und Krieg, Suhrkamp, Frank-furt a. M. 2002 ・Weltrisikogesellschaft, Weltöffentlichkeit und glo…
本日はちょっと脱線します。 復興会議メンバーですが、年寄りばっかだなぁと思ってたら若手有識者の検討部会ができたらしい。メンバーが新聞各紙にでていたけど、年齢と専門がよくわからなかったので調べてみました。 ■復興構想会議・復興構想会議とは復興構…
清水幾太郎,1959,『論文の書き方』岩波書店. ■本書の内容 本書は社会学者清水幾太郎が、論文の書き方について自身の経験に触れながらエッセイ風に書いたものである。ここで「論文」というのはあとがきにあるように、「内容及び形式が知的であるような文章…
盛山和夫,2011,『叢書現代社会学 社会学とは何か』ミネルヴァ書房. *後で読み返してわかりにくかったのですが、この記事で「筆者」とは盛山さんを指します。 ■概要 本書は2009年に刊行された叢書の一冊で、「刊行のことば」には以下のようにある。 「叢…
***このエントリーは私が英語の邦訳を練習するためのものです。邦訳は正しいとは限りません。誤りの指摘や、アドバイスは大歓迎です。*** 今回は Mălina Voicu, 2012, "Effect of Nationalism on Religiosity in 30 European Countries", European Soc…
***このエントリーは私が英語の邦訳を練習するためのものです。邦訳は正しいとは限りません。原文のURLを付していますので、そちらをご覧ください。誤りの指摘や、アドバイスは大歓迎です。*** ●Barry Wellman, 1979, The Community Question: The Int…
***このエントリーは私が英語の邦訳を練習するためのものです。邦訳は正しいとは限りません。原文のURLを付していますので、そちらをご覧ください。誤りの指摘や、アドバイスは大歓迎です。*** ●LINK BG., PHELAN JC, 2001,"CONCEPTUALIZING STIGMA", …
*** このエントリーは私が英語の邦訳を練習するためのものです。邦訳は正しいとは限りません。原文のURLを付していますので、そちらをご覧ください。 誤りの指摘や、アドバイスは大歓迎です。 *** 本日も「european sociological review」2011年4月の2…
***このエントリーは私が英語の邦訳を練習するためのものです。邦訳は正しいとは限りません。原文のURLを付していますので、そちらをご覧ください。誤りの指摘や、アドバイスは大歓迎です。*** 今回は 「european sociological review」2011年4月の27…
*2012年10月12日代名詞の項を充実させました。 ドイツ語の勉強を開始し、細かい文法の勉強をしていると、文法全体の中での位置づけが見えなくなり迷子になってしまいがちです。そこで、全体像をなんとなく把握できている英語と比較して、現在の立ち位置を把…
社会(科)学の叢書・講座・その他シリーズの一覧を作成しました。主に社会学全般に関するものを選びました。こういうシリーズ一覧って出版社HPにも載っていないことが多いです。その他ネット上でも意外と簡単には見つからないので貴重な一覧だと思います。…
ユーロマンガに掲載されていたBDの歴史の要旨です。BDは一部好きな作家がいる程度であまり詳しくありませんでしたので参考になりました。 全く本文とは関係ないのですが、桜の季節なので桜の歌を自分なりに訳してみました(万葉集より) ・この花の 一節のう…
近藤理恵,2003,「リスク社会の存在論的不安と少年犯罪 ―佐賀バスジャック事件をもとにして―」『立命館産業社会論集』39(1).を読んだ。 この論文の目的は以下である。 本稿の目的は,近年の少年犯罪の特徴が,リスク社会において存在論的不安を抱え込んだ…
先日、遥洋子著の『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』(2000年、筑摩書房)を読んだ。 この本は、タレントの遥洋子が東大で上野千鶴子のゼミ(学部ゼミ、院ゼミ、講義、コロキアム:研究者を外部から呼んで議論するゼミ)に3年間通った経験をつづったもので…